皆さんこんにちは♪ロサンゼルス在住のシージのブログにようこそ!
日本には受けたサービスに対して支払うチップの制度がありませんので、アメリカにご旅行を計画中の方にとって、チップの支払い方や、チップをいくら払えば良いかという事は未知の世界かもしれませんね。
レストランでのチップや、美容院でのチップ、タクシーでのチップ、ホテルなどの滞在先でのチップなど、アメリカでは様々な場所でチップが発生します。
今回は、アメリカに旅行にきたら気になる「チップの支払い方法」そして「チップをいくら払えばいいのか〜チップの相場」に関してお話しようと思います。
Contents
アメリカ旅行 チップの相場〜チップはいくら払う?
ご存知の通り、アメリカでは自分が受けたサービスに対してチップを支払う必要があります。
チップを支払うべきサービスは、以下の通りになります。
- レストラン・カフェ・テイクアウトなどの飲食店
- 美容院・ネイルサロン・エステなど
- ホテル
- 空港での補助などのサービス
- タクシー・Uber・Lyft
次にサービス別にいくらくらいチップを支払うべきなのか、チップの相場を見ていきましょう!
チップはいくら払うべき? ①レストラン・カフェ・テイクアウト
飲食店のチップは、どの様な場所を利用するかによっても異なります。
- フルサービスのレストラン(注文から会計まで全てをウエイターが承る)→チップ18〜20%
- ブッフェスタイルのレストラン→チップ15〜20%
- カフェやカウンター注文→チップ1ドル〜2ドル、もしくは、チップ10〜15%
- テイクアウト・デリバリー→チップとして最低5ドル渡しましょう。
もちろん、チップに上限はありませんので、良いサービスを受けた場合は、感謝の意を込めてチップを渡しましょう!
もしも、不満の残る接客を受けた場合には、チップを減額しても全然良いと思います。自分が受けたサービスへの恩恵ですので、良くないサービスを受けた場合には、正直にチップの額もご検討頂いて良いかと思いますよ。
また、高級なレストランやホテルに行って、コートを預ける場合などはチップとしてクラークに1ドルを渡したり、パーキングアテンダントに1ドル程渡すのも、スマートですね。
【注意】Gratuity-includedとメニューなどに書かれているレストランは、既にチップが含まれていますので、重ねてチップをする必要はありません。
分からない場合には、レシートを受け取った際に、パーセンテージが掛けられているかチェックしましょう。大体の場合は、18〜20パーセントのチップが加算されているはずです。
また、6人以上の大人数でのレストランの利用は、必ず18パーセント以上のチップを支払いましょう。ですが、6人以上の場合は、予め18パーセントがチャージされている場合もありますので、レシートを確認の上、チップをする様にしましょう!
チップはいくら払うべき?②美容院・ネイルサロン・エステ
美容院などのビューティーサロンを利用した際は、最低でも20パーセントのチップを支払いましょう。
日本に比べると美容院は割高ですので、注意が必要です。また、価格のことだけではなく、カラー剤が強すぎて合わない場合や、髪を傷めてしまう可能性もありますので、アメリカで美容院を訪れる際は注意をする様にしましょう。
さて、チップに関してですが、よく美容院などでは、カラーリストと、スタイリストが違う場合が多いです。そういった場合でも、合計金額の20パーセントのチップを支払いましょう。例えばカラーに80ドルかかって、カットに20ドルが掛かったとしても、合計金額100ドルの20パーセントのチップを支払いましょう。
チップはいくら払うべき?③ホテルなどの滞在先
ホテルなどの滞在先では、清掃をしてもらう際に枕元に1ドル〜2ドル置いておくと、その代わりにミネラルウォーターを置いていってくれたり、掃除も綺麗にしてくれます。
必ずしもチップをしなければいけないと言う事ではありませんので、チップの相場はありませんが、気持ちがあればチップをしても良いと思います。
フロントにはチップの必要はありませんが、荷物を運んでもらったら1ドル〜5ドル渡したり、他にもルームサービスを頼んだ場合には、数ドル渡す様にしましょう。
チップはいくら払うべき?④空港などで補助を受けた時
空港などで荷物を運んでもらった場合や、足腰の悪い方で車椅子などで援助を受けた場合には、数ドルのチップを渡しましょう。
例としまして、私の家族がアメリカに旅行に来た際に、エアラインの車椅子サービスを利用しましたが、チケットカウンターからゲートまで援助してもらい、10ドルを渡しました。
また、私は子連れでよく旅をしますが、子供を抱っこしているとスーツケースをどうしても運ぶのが大変だったりします。そんな時にエアラインに援助をお願いするのですが、チップとして5ドル渡しています。
特に相場と言うのはありませんが、ご参考になりましたら幸いです♪
チップはいくら払うべき?⑤タクシー・Uber・Lyft
タクシーなどを利用した際には、10%〜15%のチップを支払うのが相場かと思います。
Uberや、Lyftを利用した場合には、携帯のアプリ上で全ての支払い・チップの追加をすることが可能ですが、もちろん現金の手渡しも大丈夫です!
UberやLyftの利用方法に関しましては、こちらの記事でも詳しく説明をしていますので、合わせてご覧くださいね!
こんな時チップはいくら支払うべき??
よく観光に来ていると、親切に「写真を撮ってあげますよ」などといってくる人がいますが、そういった人達はチップ目的の場合が多いです。
また、着ぐるみを着て、人気観光スポットの周辺にウロウロしている人達は、一緒に写真を撮ることでチップをもらっています。
そういった場合は、数ドル手渡せばいいのですが、私の友人はロサンゼルスのハリウッドハイランドの目の前で、着ぐるみを着た(スパイダーマン)の人にしつこく写真を迫られ、一緒に撮り、5ドルのチップを渡そうとしたところ、少ないと言われ、20ドルも盗られた経験があります。
ですので、出来るだけ写真を頼む際は、同じ観光客の方に撮ってもらったり、セルフィーで撮影をするのをおすすめします。
アメリカ旅行 チップの支払い方 クレジットカードでも支払える?!
さて、チップの相場は分かったけれど、どうやって支払ったらいいのか分からないという方も多いかと思います。
- フルサービスのレストラン→ テーブルにチップを置く OR クレジットカード払い
- ブッフェスタイルのレストラン→ テーブルにチップを置く OR クレジットカード払い
- カフェやカウンター注文→ 大抵の場合TIPの書かれた瓶があるのでそこに入れる OR クレジットカード払い
- テイクアウト・デリバリー→ 手渡し OR オンラインの精算時にクレジットカード払い
- 美容院等→ 手渡し OR クレジットカード払い
- ホテル・空港などでサービスを受けた場合→ 手渡し
- タクシーやUberを利用した場合→ 手渡し OR オンラインの精算時にクレジットカード払い
クレジットカードでどうやってチップを支払うのか?という点ですが、下記でご説明しますね。
レストランなどで会計の際に、最後にスタッフが支払い詳細のレシートを持ってきます。金額が合っているか確認をした後、クレジットカードを渡します。
その後、スタッフがクレジットカードをチャージして、もう一度レシートを持ってきます。レシートは、ストア用と、お客様用の二枚があります。
だいたい一番上になっているものがストア様ですので、そこにTIPと書いてある欄がありますので、そこにチップの金額を記入し、Totalの部分にチップを入れた、全ての合計金額を記入します。
例えば、こちらの画像では、会計は$22.90です。チップを$3.10支払いたいので、TIPの部分に$3.10と記入します。
そして、Totalの部分に会計金額の$22.90と、チップの$3.10を合計した金額=$26.00を記入します。
そして、xの部分に自分のサインをしましょう。
稀に店側にチップを足されてクレジットカードに請求される場合もありますので、その様な自体を防ぐためにも、チップと合計金額を入れた際に、数字の後ろに棒線を一本引きましょう。不正なチャージを防ぐことができます。
サインをしたら、Customer Receiptの方は自分で持ち帰り、店用のレシートはテーブルに置き、そのままお店を後にすることが可能です。
アメリカ チップの仕方・チップの相場 まとめ
いかがでしたか?今回は、アメリカ旅行にきた際に役立つ、チップの支払い方や、チップをいくら支払うべきか、受けたサービス別にチップの相場を見ていきました。
また、チップをクレジットカードで支払う方法もご紹介いたしました。
ぜひ、チップのルールを覚えて快適なご旅行をしていただけましたらと思います。
読んでくださいましてありがとうございました♡