大人気マンガ「鬼滅の刃」のヒロインの名前は「竈門 襧豆子(かまど ねずこ)」といいますが、みなさん一発で読めましたか?
ねずこは長い黒髪にピンク色の瞳・着物と、かわいらしい見た目の女の子ですが、口に竹筒を咥えている点など、気になるところもあります。
「漢字が難しすぎる!」「口に咥えている竹筒にはどんな意味がある?」などなど、この記事では「鬼滅の刃」のヒロイン、かまどねずこについて詳しくまとめていきます!
Contents
「鬼滅の刃」かまどねずこの正しい漢字は?
「鬼滅の刃」ヒロイン「かまどねずこ」ってどんな漢字?
「鬼滅の刃」に出てくるキャラクターの漢字はとにかく難しいものが多いです。
「嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)」
「栗花落 カナヲ(つゆり かなを)」
「悲鳴嶼 行冥(ひめじま ぎょうめい)」
などなど…それどころか、作者である吾峠呼世晴先生の名前すら簡単には読めません(笑)
※ちなみに「吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる)」と読みます。
中でも読めない&書けない漢字の筆頭格は「竈門 襧豆子(かまど ねずこ)」ではないでしょうか?
漢字に強い方であれば読むことはできるかもしれませんが、書ける方はかなり少ないと思います。
「鬼滅の刃」「竈門 襧豆子(かまど ねずこ)」の読み方&書き方
「鬼滅の刃」のヒロイン「竈門 襧豆子(かまど ねずこ)」の漢字でもっとも難しいのは、「竈」と「襧」の2文字だと思います。
筆者は漢字単品の読みはかろうじて分かりましたが、細かすぎて書けません。
そこで、分かりやすい画像を用意してみました!
まずは、「竈(かまど)」
これはある程度漢字に強い方であれば読める方も多いと思います。
そして「襧(ね)」
こちらは日常生活でまず遭遇しない字ですね…。
※「襧」の部首は「ころもへん」ですが、竈門 襧豆子の字は画像の「しめすへん」が正解です。
「襧」という字は特殊文字にあたるため、スマホ・PCに関わらず、ほとんどのOSでは「禰」と出てくるようです。
しかし、「襧」の漢字はそもそも「禰」を崩して出来た字なので、意味合いは同じと思って大丈夫だと思われます。
「禰(ね)」の漢字を使った単語を調べてみましたが「宿禰(すくね)」「刀禰(とね)」「禰宜(ねぎ)」の3つしか出てきませんでした。
ただ、学生時代、まじめに日本史の授業を聞いていた人なら「宿禰(すくね)」という字に見覚えがあるかもしれませんね。
八色の姓(やくさのかばね)は、天武天皇が684年(天武13)に新たに制定した「真人(まひと)、朝臣(あそみ・あそん)、宿禰(すくね)、忌寸(いみき)、道師(みちのし)、臣(おみ)、連(むらじ)、稲置(いなぎ)」の八つの姓の制度のこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E8%89%B2%E3%81%AE%E5%A7%93より引用
逆に現在学生のみなさんは、この機会に「宿禰(すくね)」という単語も覚えておくとテストのときに得するかもしれません!
「鬼滅の刃」のヒロイン「かまどねずこ」ってどんな女の子?戦えるの?
「鬼滅の刃」のヒロイン「竈門 襧豆子(かまど ねずこ)」の漢字を無事に読めるようになったところで、ここからはねずこのキャラクターを深堀りしていきたいと思います。
「鬼滅の刃」のヒロイン「かまどねずこ」のプロフィール・性格
「鬼滅の刃」ヒロイン「竈門 襧豆子(かまど ねずこ)」は主人公・竈門 炭治郎(かまど たんじろう)の妹です。
竈門家の長女でもあるねずこはとてもしっかりもので、兄である炭治郎を支えながら、幼い妹と弟の世話をして暮らしていました。
ところがある日、竈門家は鬼に襲われ、炭治郎とねずこ以外の家族は全員鬼に惨殺されてしまいます。それどころか鬼舞辻無惨(きむつじむざん)によってねずこは鬼にされてしまうのです。
「鬼滅の刃」のストーリーは、鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を探す、炭治郎の物語をメインに描かれています。
「鬼滅の刃」のヒロイン「かまどねずこ」の戦闘能力は?
鬼となってしまったねずこは、一般の人間では太刀打ちできないほどの身体能力を得ています。
また、鬼と化したことで生えた爪と牙はかなり鋭く、その気になれば人間ひとりくらいは簡単に殺せるほどの戦闘能力があると思われます。
しかし、基本的にねずこが戦闘に参加することはありません。
それどころかねずこは鬼となった後も、人間を食べることも襲うこともしません。
ねずこは眠ることで食欲を満たし、ふだんは炭治郎が背負っている籠の中で大人しくしています。
それは人間を「守り慈しむべき存在」として認識しているためだということが後に明らかになるのですが、人間である炭治郎と鬼であるねずこが共に旅を続けられる理由は、ねずこの特異な性質によるものなんですね。
また、大事な妹を危険な戦いの場に駆り出すことはしたくないという炭治郎の想いも、ねずこが積極的に戦闘に参加しない理由のひとつだと思われます。
「鬼滅の刃」兄を守るため力を解放したねずこ
戦闘に参加しないはずのねずこですが、あることをきっかけに鬼としての真の能力に目覚めます。
ピンチに陥った炭治郎を守るために、血気術「爆血」という灼熱の炎を操る技を身に着け、強敵である十二鬼月の一人を倒したのです。
血気術「爆血」はみずからの血を炎に変え鬼を焼き尽くす能力ですが、人間には無害という点も、ねずこが鬼となった今でも完全には自我を失っていない証拠だと思われます。
「鬼滅の刃」ねずこが口に咥えている竹筒の謎
「鬼滅の刃」ねずこが口に竹筒を咥える2つの理由
ねずこが口に竹筒を咥える2つの理由 ①「食人衝動を抑えるため」
ねずこが口に竹筒を咥える一つ目の理由は、ねずこは、ねずこの成長とともに口に竹筒を咥えていなくても食人衝動を抑えられるようになっていきますが、出血時などは極度の飢餓状態に陥ってしまうため、保険のために今でも口に竹筒を咥えているようです。
ねずこが口に竹筒を咥える2つの理由 ②「牙を隠すため」
ねずこが口に竹筒を咥える2つ目の理由は、何なのでしょうか?
鬼の身体的特徴のひとつは鋭い牙です。鬼殺隊でありながら鬼と行動を共にする炭治郎は、隊律違反を責められます。
その時、鬼殺隊の柱たちは鬼殺隊当主である産屋敷 耀哉(うぶやしき かがや)に逆らってでもねずこの存在を許そうとしませんでした。
それほど人間、特に鬼殺隊にとって鬼は憎むべき存在だということですね。
そんな状態で万が一、人間にねずこの牙を見られてしまうと大変なことになってしまいます。
口に竹筒を咥えるだけで食人衝動を抑えられるとは思えませんので、どちらかというと「牙を隠すため」という、こちらの理由の方が大きいように思われます。
「鬼滅の刃」ねずこが口に咥えている竹筒を与えた人物と経緯
最初にねずこの口に竹筒を咥えさせたのは、水柱である「冨岡 義勇(とみおか ぎゆう)」です。
ねずこが鬼になった直後、彼女と出会った義勇は容赦なくねずこを殺そうとしますが炭治郎が止めに入ります。
義勇との戦闘の末、炭治郎は気を失ってしまいますが、ねずこは倒れた炭治郎を守るように義勇の目に立ちはだかります。
血を流し、極度の飢餓状態に陥りながらも人間を守る行動を取ったねずこに何らかの可能性を見出した義勇は、眠らせたねずこの口に竹筒を咥えさせ、その場を去ったのです。
「鬼滅の刃」かまどねずこの正しい漢字と口に咥えている竹筒 まとめ
「鬼滅の刃」のヒロイン、「竈門 襧豆子(かまど ねずこ)」の漢字は思っていた以上に難しい字でしたが、この記事を読んだ方はもうバッチリだと思います◎
ポイントは「襧」の部首は「“ころもへん”ではな“くしめすへん”」ということです!
そして、ねずこが口に竹筒を咥えているのには、しっかりとした理由と経緯があるのがお分かりいただけたかと思います。
ちなみに筆者ははじめてねずこを見たとき、「この子は忍者で、口に巻物を咥えているんだな」と思っていました!(笑)
兄・炭治郎と共に少しずつ成長していくねずこの物語にも目が離せませんね♪
読んでくださいましてありがとうございました♪